Avada Builderプラグインの重大な脆弱性、WordPressサイトをデータ窃取の危険にさらす
WordPressの**Avada Builder**プラグインで2件の重大な脆弱性が発見され、100万以上のアクティブインストールに影響を与える可能性があります。これらの欠陥により、攻撃者は任意のファイルを読み取り、影響を受けたデータベースから機密情報を抽出できるようになります。

### 任意のファイル読み取り (CVE-2026-4782)
**CVE-2026-4782**として追跡されている重大な任意のファイル読み取り脆弱性が、バージョン3.15.2までの**Avada Builder**プラグインに影響を与えています。少なくとも購読者レベル以上のアクセス権を持つ認証済みユーザーは、この欠陥を悪用してサーバー上の任意のファイルを読み取ることができます。この脆弱性は、**Wordfence**によって詳述されているように、プラグインのショートコードレンダリング機能、特に`custom_svg`パラメータにおけるファイルタイプとソースの不適切な検証に起因しています。
`wp-config.php`のような機密ファイル(データベースの認証情報や暗号化キーを含む)へのアクセスは、サイト全体の侵害につながる可能性があります。
### SQLインジェクション (CVE-2026-4798)
もう一つの深刻な脆弱性である**CVE-2026-4798**は、バージョン3.15.1までの**Avada Builder**に影響を与える時間ベースのブラインドSQLインジェクションの欠陥です。この脆弱性は、特定の条件下では認証なしで悪用される可能性があります。つまり、**WooCommerce** eコマースプラグインが有効化された後に無効化され、そのデータベーステーブルがそのまま残っている場合です。
攻撃者は、クエリの準備が不十分なままSQLの`ORDER BY`句に挿入される`product_order`パラメータに悪意のあるコードを注入することで、この欠陥を利用できます。悪用に成功すると、パスワードハッシュを含むサイトデータベースからの機密情報の抽出が可能になります。
### 発見と修正
セキュリティ研究者のRafie Muhammad氏が、**Wordfence**バグバウンティプログラムを通じて両方の脆弱性を発見しました。これらの問題は3月21日に**Wordfence**に、その後3月24日に**Avada Builder**の発行元に報告されました。
バージョン3.15.2(4月13日リリース)で部分的な修正が実装されました。完全なパッチは、バージョン3.15.3(5月12日リリース)で提供されました。
### 推奨事項
**Avada Builder**プラグインを使用しているウェブサイトの所有者および管理者は、これらの重大なセキュリティリスクを軽減するために、直ちにバージョン3.15.3にアップデートすることを強く推奨します。

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