Gmail、AndroidおよびiOSでエンタープライズユーザー向けにエンドツーエンド暗号化を展開
**Google**は、AndroidおよびiOSデバイスの**Gmail**でエンドツーエンド暗号化(E2EE)の一般提供を開始したと発表しました。これにより、エンタープライズユーザーはアプリ内で直接暗号化されたメールを作成・閲覧できるようになります。この機能は、追加のツールやメールポータルを必要とせずに、プライバシーとデータセキュリティを強化することを目的としています。

**Google**は現在、すべてのAndroidおよびiOSデバイスでエンドツーエンド暗号化(E2EE)を提供しており、エンタープライズユーザーは追加のツールなしでメールを読み書きできるようになります。この強化は、セキュアなコミュニケーションを簡素化し、データプライバシーを向上させるように設計されています。
### シームレスな暗号化メッセージング
今週から、暗号化されたメッセージは、受信者が**Gmail**アプリを使用している場合、標準のメールとして**Gmail**受信者の受信トレイに配信されます。他のメールサービスを使用している受信者は、Webブラウザ経由でこれらのメッセージにアクセスできるため、異なるデバイスやプラットフォーム間でのアクセスが保証されます。
### 主な機能とメリット
「初めて、ユーザーはAndroidおよびiOSの**Gmail**アプリ内でネイティブにこれらのE2EEメッセージを作成・閲覧できるようになります。追加のアプリをダウンロードしたり、メールポータルを使用したりする必要はありません。**Gmail** E2EEライセンスを持つユーザーは、受信者がどのメールアドレスを持っていても、あらゆる受信者に暗号化されたメッセージを送信できます」と**Google**は木曜日に発表しました。
「このローンチは、最高のプライバシーとデータ暗号化レベルを、すべてのユーザーにとって使いやすいエクスペリエンスと組み合わせており、中小企業からエンタープライズ、公共部門のすべての顧客にシンプルな暗号化メールを可能にします。」
### 利用可能性と要件
この機能は、Enterprise PlusライセンスとAssured ControlsまたはAssured Controls Plusアドオンを持つすべてのクライアントサイド暗号化(CSE)ユーザーが利用できます。管理者は、Admin Consoleを介してCSE管理インターフェースでAndroidおよびiOSクライアントを有効にする必要があります。
エンドツーエンドで暗号化されたメッセージを送信するには、**Gmail**ユーザーは、メッセージ作成時にロックアイコンをクリックして「追加の暗号化」オプションをアクティブにする必要があります。

*モバイルでのE2EEメッセージの作成とアプリなしでの閲覧(Google)*
### Gmail E2EEの背景
10月、**Google**は、**Gmail**エンタープライズユーザーが、あらゆるメールサービスまたはプラットフォームの受信者にエンドツーエンドで暗号化されたメールを送信できるようになったと発表しました。
**Gmail**のE2EE機能はクライアントサイド暗号化(CSE)によって強化されており、**Google Workspace**組織は、**Google**のサーバー外に保存された、自身が制御する暗号化キーを使用できます。これにより、機密性の高いドキュメントやメールが保護されます。
メッセージと添付ファイルは、**Google**のサーバーに送信される前にクライアントで暗号化され、データ主権、HIPAA、および輸出管理などの規制への準拠を支援します。これにより、**Google**および第三者がデータにアクセスできないことが保証されます。
**Gmail** CSEは、**Google Drive**、**Google Docs**、**Sheets**、**Slides**、**Google Meet**、および**Google Calendar**への初期ベータ版ロールアウトに続き、2022年12月にWeb版**Gmail**でベータ版として導入されました。2023年2月に、**Google Workspace** Enterprise Plus、Education Plus、およびEducation Standardの顧客向けに一般提供が開始されました。
**Google**は、2025年4月に**Gmail**エンタープライズユーザー向けに新しいエンドツーエンド暗号化(E2EE)モデルのベータ版の展開を開始しました。